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第11回、正月

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明けましておめでとうございます。 昨年は全く更新せずに終了してしまいましたね。  遅れ馳せながら、今回は正月。 と言っても、日本から魚介類を取り寄せて簡単な調理をして終了。 内容は、 毛蟹 (蒸し ヒラメ (刺身、しゃぶしゃぶ レンコダイ (刺身、炙り 数の子 (出汁漬け アオリイカ (刺身、ゲソ焼き ツブ貝 (刺身、壷焼き たちぽん ウニ (刺身、和え いくら (和え 本マグロ (刺身 クラゲ  今回のお気に入りは、アオリイカとツブ貝だったが、 この「毛蟹とウニ和え物いくら乗せ」は我が家では「痛風爆弾」と呼んでいるがたまらなかった。 三が日をまったりと過ごし、今年はどう過ごせば良いかなどかゆっくりまったりと考えていたら何も答えは出ずにあっという間に過ぎ去ってしまった。

第10回、たこの酢味噌

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 今回は「酢味噌」、なんの酢味噌かというとタコの酢味噌。 前日に嫁が帰ってきて用意していた刺身グレードのタコを刺身で食って、残った分をこれにしようと思っていたからだ。 ここではファーマーズマーケットで水だこの沖で冷凍したものは手に入るが、マダコはちょっと都会へ行かないと手に入らない。しかし、まあ頑張れば手に入るものだ。 (追々にやろうと思うが、この田舎でも活ボタン海老が手に入る!事もある。 今日はタコの酢味噌だ。 レシピは、マダコ、みそ大さじ2、酢大さじ1、砂糖大さじ1。 (好みでみりんで固さを調整といった感じ。 特に、今回もコツも何もなしぶった斬って、タレ合わせてネリネリ、ぶっかける。 これ以上に簡単なものなどあるのだろうか。 今回は第8回と同じ日に作ったもので本当にぶつ切り、ぶっかけるだけであったが、次の日にさらにタコのあまりでネギを加え、薄切りにしたタコに合わせて食べたところ僕好みとなった。 嫁は前日のぶつ切りの方が好きだったようだ。 食事というものは味もさることながら、食感、風味など総合点から好みが出るものだと思う。十人いたら十人満点なんてことはあり得ないのだ。

第9回、ぬか漬け

 今回は「ぬか漬け」。 正直、この海外でぬか漬けを始めるものとは思っていなかったが、ある事をきっかけに作ってみようと昨年から挑戦しては失敗しを繰り返している。 海外での生活は自分が思っていたよりもきつく、時間もない。 学生時代、英語の勉強も六にしていなかったことが祟っている、と今では思う。 「ぬか漬け」に関して、そもそも「ぬか」などこの片田舎では手に入らない。 そう、今回使う「ぬか」は定期的に大都会へ行かれる方へお願いし、買ってきていただいた品である。 買っていただいた手前、失敗することも本来は許されないのだが、そこはご愛嬌ということで。 作り方は、ご存じのとおり水を加えネリネリし野菜をぶっこむだけだ。 しかし、これが毎日繰り返されるのと漬物も消費できないくらい出来てしまう。 そして、悲劇がやってきた。 嫁に食べてもらいたく作ったものの、一度食べ浸かりが甘く再度つけたところ 次の日のケアを忘れ、そしてまた忘れ。 何度目だろうか、またダメにした。 今回は初めての常温での育成だったので毎日やらなければいけなかったのだが、前回第8回での風邪が祟ったようだ。 次のまたできる時にやろう。

第8回、おろし豚ねぎ

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 今回は「おろし豚ねぎ」、胃が疲れてる時やさっぱり食事をしたい時に出てくると嬉しい一品。 「おろし」は元々大好きで、大根自体は好きではないのだが、サンマの横のアレ、なめたけと一緒に、醤油を垂らしご飯と一緒に。 どれも大好きだ。 前回にやった、美味しくない思い出の「どんぶり」で使った豚が余っているので今回はさっぱりと仕上げていきたいなと思う。 レシピは豚細切れ、大根おろし、小口切りねぎ、みりん大さじ1、めんつゆ大さじ3、酢大さじ2、微調整で醤油。あれば嬉しい煎り胡麻、鰹節。 しのごの言わず、ポン酢をかけて完成でもいい。 まずは細切りの豚肉をしゃぶしゃぶし、よく冷やして水切りをしたものに大根おろし、ネギをのせタレをぶっかけて完成。 誰でもできる。 そしてまあまあうまい。はず (とりあえずこの後盛大に風邪を引いたらしく、この日の食事は食えず。次の日には丸一日寝込んだ。

第7回、どんぶり

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 今回は「どんぶり」で何丼かと言うと、思い出の品僕のオリジナルどんぶり。 正直な所、これは美味くはない。 と言うのも、これは僕が中高生の時に作って食べていたどんぶりで、はっきりと苦い思い出を思い出させてくれる品なのだ。 忘れもしない。反抗期真っ只中に、祖母がリビングで寝ている最中に僕はこれを作り出し、匂いを嗅いだ祖母が「辛い…」そして、罵倒する僕。 それが祖母との最後の会話で、数時間後に心筋梗塞で亡くなってしまいました。 元々、祖母は心臓に疾患があり心臓に人工弁が入っていた。 よく体調不良も訴えていた。 それに父方も母方の家系も短命。 18年間、本当に今思えばこんな僕に向き合ってくれて、沢山美味しい料理作ってくれて。 どんな時も後悔する事なく一瞬一瞬を生きろ、と戒めを込めた思い出のどんぶり。 (美味しくないと言いつつ定期的に食べたくなる。 きっと「飯」って言うものはそう言うものなんだろうなと歳を重ねるごとに少しずつわかってきた気がする。 今回の僕のエピソードはこの辺にして、早速作っていこう。 材料は豚細切れ適量、一味唐辛子小さじ2、醤油適量、ラー油、ごま油。 今回も例にならい、レシピはまあまあ適当。 もし作る際の注意点としては食べた後に胃が燃える感覚と胸焼けが目安となる。 そして、ここ海外の片田舎では豚の細切れなんか売っているはずがないので、 買ってきたこの豚肉を細切れにしていく。 こんな感じで刺身を引くような感じで切りましたが、きっとまだ分厚い。まあ「まかない」なのであまり気にしない。 残った肉は塩を振り脱水、夕方か明日食おうと思う。予定なので使わず冷凍の可能性ももちろんある。 細切れにした肉は醤油に少し漬け込んでおく。 この時はご飯を炊きながらだったので25分ほど漬け込んだ。そしてレシピが全然違うのだが、今回はみりん1、醤油1の作り置きの醤油で漬け込んだ。 こんな感じで盛り付けて完成。 オリジナル(中高時代のもの)とは違うが、まあ別にいい。 大体一緒だし、きっとどう作っても誰が作ってもただの刺激物だ。 食べながら今回のエピソードを思い返し、自分の言動や行動は必ず相手がいるもので取り返しのつかないことにもなる。 後悔をしたくないのであれば、真摯に生きよ。 と、深々と反省した。 そんな平日の昼食であった。

第6回、Ratatouille

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 今回は「ラタトゥイユ」です。 「ラタトゥイユ」とはフランス南部の郷土料理で夏野菜の煮込みとのこと。 確かこれを作った時に、海外の料理でシンプルかつ手がかかる料理はないかといろいろレシピを探した記憶があります。 なぜレシピを探したかというと、何度か作った記憶はあるがはっきり言って夏野菜のトマト煮みたいなものは僕はあまり好きではないからです! (きっと僕のウデがなかったからでしょうが でも、せっかくなら綺麗な夏野菜、しかもあのディズニーにもなった「ratatouille」、作ってみようじゃないかと思い立ったと記憶しています。 そして見つけたのが、料理人YouTuberのGeorgeさんのこの動画。 料理人が休日に作る「レミーのおいしいレストラン」に出てくるアレ|Pixar-Style Ratatouille ほぼこれ通りに作らさせていただきました。 (何か別なこともした記憶もあるけど、定かではない。 ドンピシャ、超うまかったです。嫁も喜んでましたねー、ソースも多めに作ったので冷凍保存させてもらいました。(後日嫁がそれでパスタを作ったところ、「俺ちゃん、また作っておいといて」とのことでした) レシピはGeorgeさんのブログに載っているのでそちらを置いておきます。 「レミーのおいしいレストラン」のラタトゥイユをプロが再現 画像はお恥ずかしいですが、真似をして小さいパンで作りました。 また夏になったら今度はファーマーズマーケットで野菜を手に入れて作ろうかな。 勝手にリンクとか貼ってるし、初めてで上手く貼れてるのかもわからない。どうしよ。 まあいいか。

第5回、なすの揚げ浸し

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 今回は「なすの揚げ浸し」、昨夏はこちらでも簡単に手に入るズッキーニで揚げ浸しをしたがたまたまスーパーで良い感じのなすが売っていたので今回は作ってみることにした。 以前は日本っぽいなすは見かけず、米なす、所謂皮の硬いなすしか売っていなかったのだが食材が知られてきたということか。 (牛蒡なども売っていることもあったが、人気がなかったのだろう今はない。ゴーヤもあるが店員すら「これはなんだ?」という始末) 例にならい今回も画像がないのだが、今回の「なすの揚げ浸し」の後に再度味をかえて作ったものもあるのでレシピを二つ載せておこうと思う。 1、なす1本、だし汁400ml(ほんだしで適当に作りました)、砂糖小さじ1、みりん大さじ2、薄口醤油大さじ3。 2、なす半分、水300ml、白だし大さじ3、みりん大さじ1。 作り方などは以下省略。としたいがなすを揚げて、お湯をかけて油切りし、沸かした漬けダレにぶっこむ。 今回の画像は1のものです。 実際のところ、僕の好みは2でした。 食べる際には一度冷やしておろし生姜を乗せてから食べています。 この料理のいいところは、「作り置きして食事の際に小鉢で出す」、というか僕が作る料理に関してはメインがほぼなく小鉢やソースなどが多いな。 麻婆豆腐などのレシピもあるが、絶対今の犬と二人暮らしの状況ではやらないので今後ということで。 ちなみに海外に住んでいますが、糠床も持っているため記憶は薄いのですがこのなすも少しぬかにぶっ込んだような気がします。